文化
元々はアンダーグラウンドとは地下運動を通じて、旧来の社会体制に対しての反発、批判精神からのいわゆる反体制活動を指す。たとえば全体主義へのレジスタンス等が挙げられよう。こうした一般に認知される可能性の低い、水面下に密かに行われていた活動が基本定義といえる。
その後、1960年代のアメリカを起点として西側社会に文化的な側面で、権威主義や主流派・保守階層への反発、商業主義への抵抗から若者を中心にした「カウンターカルチャー」として政治的連帯感と共に大幅に発展することとなった。アメリカでは特にポピュラー音楽や映画、現代美術を中心に影響を及ぼした。
日本では前衛芸術や実験芸術など革新的な前衛美術表現が文化的抵抗の最たるものといえる。担い手として、アングラ演劇では唐十郎率いる状況劇場、寺山修司らの天井桟敷が主に代表される。現代美術は「具体美術協会」が創設され、極めて革新的な美術表現が展開された。日本映画界は新たな映像美を求め、若手の映画監督らが松竹ヌーベルバーグというムーブメントを興した。 大島渚やATGなどが中心的存在だった。
現在では、流行など主流の文化に対義する意味を持つ言葉として、サブカルチャーと同一視され、混同して使われることが多い。